本日ご紹介するのは女性ヴィニュロンヌであるドミニク・モロー氏による1本です。
『Marie-Courtin Résonance Extra Brut』
~マリー・クルタン レゾナンス エクストラブリュット~
彼女のビオディナミの師匠であるピエール・マッソン氏は「DRC」、「コント・ラフォン」など数々のドメーヌの師事者。
さらに、シャンパーニュにおけるビオディナミの先駆者ジャン・ピエール・フルーリーや、ベルトラン・ゴートロらとの交友を育みながら、夫から譲り受けた畑で実地に栽培実験を行ってきました。
また、彼女は「義父によるセレクション・マサル(ブドウ樹の株の選定)の成果として、素晴らしいピノ・ノワールの古樹を残してくれたこと、さらにビオディナミによって古樹のポテンシャルをさらに深いところから引き出すことができました」と語っています。
さて、今回の「レゾナンス エクストラブリュット」は、畑はポリゾ村。平均樹齢30年。ドザージュ・ゼロ。とてもクリーミーな口当たりで、高級白ワインのような深いコクがあります。爽快なメンソールの風味は、このシャンパンが真に完成されたものであることを表しています。