造り手の性格が映し出されるピュリニーモンラッシェ「Etienne Sauzet Puligny Montrachet LES COMBETTES 2013」
本日は白ワインのご紹介です。
『Etienne Sauzet Puligny Montrachet LES COMBETTES 2013』
～エチエンヌ ソゼ ピュリニー モンラッシェ レ コンベット 2013～
「ドメーヌ・ルフレーヴ」と並び、ピュリニー・モンラッシェでもっとも尊敬を集める造り手が「エティエンヌ・ソゼ」。
ピュリニー・モンラッシェで1、2を争う実力派の造り手です。
1903年に生まれたエティエンヌはわずかな畑を親から継承し、1950年頃にはそれを12haまで広げたが、1989年に相続税の問題を解決するためにこれを3人の子供に分け与えることにしたためにエティエンヌ・ソゼの畑は9haまで縮小。
ドメーヌ元詰めを始めた先駆者でしたが、需要に対しての供給量が確保できず、91年から買いブドウによりこれまでの生産量を維持する道を選びました。
つまりドメーヌの看板を降ろすという潔い道を選んだわけですが、ブドウの供給先は、ジェラールが信頼を置く栽培農家ばかり。
結果的にワインも以前と変わりない完成度を誇っています。
また、有機栽培を取り入れ、2年の試行期間を経て、2010年から完全にビオディナミへ移行しました。
ソゼの看板一級畑から造り出される、格調高いシャルドネ。 ムルソー・シャルムに似た、小石の多い粘土石灰岩由来の重さとふくよかさを兼ね備えた、しなやかで芳醇な味わいが印象的です。
是非一度、味わってみてくださいね。
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